真宗大谷派難波別院(南御堂)は10月26日、老朽化により閉館した「御堂会館」(大阪市中央区)を、東急ホテルズが運営する「エクセルホテル東急」が主に入る複合施設に建て替えることを発表しました。東京オリンピック前の2019年冬の開業を目指します。「エクセルホテル東急」が関西に進出するのは今回が初めてになります。

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難波別院(南御堂)ホームページの画面

 

南御堂は、老朽化が進んでいた御堂会館を2016年1月に閉館したものの、将来に亘って浄土真宗の教えを発信していくために、「御堂会館」が必要であると考え、事業者の資金による建替えを模索。定期借地権を活用した建替えを検討するなかで、今回、積水ハウスグループの積和不動産関西を賃借人として決定しました。積和不動産関西が建替え事業者となり、東急ホテルズが運営する「エクセルホテル東急」が主に入る複合施設を建設します。

定期借地権は2017年10月1日から2077年9月30日までの60年。土地の面積は2,589.76m2。「エクセルホテル東急」や、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室などを含む高層の複合施設で、日本初の寺院山門と一体となったホテルになります。

「エクセルホテル東急」は、「以前から関西に出店したかった」(広報担当者)という狙いを大阪のメインストリートという好立地で実現。世界各国から集まるお客様に、日本のおもてなしや上質な滞在空間を提供するとともに、大阪を訪れるビジネスパーソンや国内の観光客がくつろげる新しいホテルを目指しています。なお、現段階では客室数などは未定です。

難波別院(南御堂)は、これまで400年に亘り、親鸞聖人が顕かにされた浄土真宗の教えを伝えてきました。「御堂会館」は、1961年に難波別院の山門を兼ねて建設。教化伝道や文化交流発展など大阪市民に親しまれてたほか、大阪のメインストリートである御堂筋の名前の由来にもなりましたが、施設の老朽化が進んでことで、2016年1月をもって閉館していました。「エクセルホテル東急」が入る複合施設は、御堂筋の新たなランドマークとして期待できます。

南御堂=http://minamimido.jp/